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tu

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

アイヌ語

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カナ表記 ト゚/ツ゚/トゥ

発音

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数詞

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tu (連体形, 名詞形 tup, 人数形 tun)

  1. 二つ(の)。二人(の)。第二(の)。
  2. 両方(の)。cf. u-
  3. おおの。沢山たくさんの。

関連語

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アイヌ語の数詞(連体形)
1 sine シネ
2 tu ト゚
3 re
4 ine イネ
5 asikne アシㇰネ
6 iwan イワㇴ
7 arwan アㇻワㇴ
8 tupesan ト゚ペサㇴ
9 sinepesan シネペサㇴ
10 wan ワㇴ
11 sine ~ ikasma wan シネ ~ イカㇱマ ワㇴ
20 hotne ホッネ
30 wan e-tu hotne ワㇴ エト゚ ホッネ
40 tu hotne ト゚ ホッネ
50 wan e-re hotne ワㇴ エレ ホッネ
60 re hotne レ ホッネ
70 wan e-ine hotne ワㇴ エイネ ホッネ
80 ine hotne イネ ホッネ
90 wan e-asikne hotne ワㇴ エアシㇰネ ホッネ
100 asikne hotne アシㇰネ ホッネ
  • 11~19, 21~29, ……は、ドイツ語の ein und zwanzig などとよく似た言い方をする。
    • ただし数詞のうちの連体詞なので ~ の部分にも修飾される名詞が入る。
    • 11の使用例  11匹の犬 sine seta ikasma wan seta
  • 40, 60, 80, 100 は、フランス語の vingt を用いた20の倍数法とよく似た言い方をする。
  • 30, 50, 70, 90 は、それぞれに10を足すと40, 60, 80, 100 になるという言い方。
    • 例 wan(10) + e-(~で) + tu(2つの) + hotne(20)
  • 連体形は、原形(金田一京助)、数連体詞(知里真志保)とも

語源

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  1. 印欧語族の二と同語源または遠い昔の借用語とも考えられる、とする。
    • tu ⇔ ラテン語 du-o; 英語 two, double (< du-plex < duo+plico)
    • sine, re をも見よ。u- をも見よ。
  2. 「tu の語源は分らない」、とする。(知里「アイヌ語法概説」(1936))

イタリア語

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語源

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ラテン語 tuお前、汝 より 

代名詞

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tu

  1. (二人称単数代名詞の主格形)お前が・お前は、君が・君は。

用法

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友達など、相手を直接指すぞんざいな形として用いる。あるいは、通常年少の者、または社会的地位が自分より低い者を指すときに使用される。

格変化

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主格 前置詞の後 直接目的語 直接目的語
強調
間接目的語 間接目的語
強調
 
略式 tu voi te voi ti vi te voi ti vi a te a voi
丁寧 Lei,
voi
Loro,
voi,
voialtri
Lei,
voi
Loro,
voi,
voialtri
La,
vi
Loro,
vi
Lei,
voi
Loro,
voi
Le,
vi,
gli
a Loro,
vi
a Lei,
a voi
a Loro,
a voi,
a voialtri
  • 注記: tu とその活用形は話し手又は書き手がよく知っている相手に対して用いる。子供、動物、神などに対して用いるか、lei を用いるべきときに嫌みとして使う。lei とその活用形は lei を参照。

関連語

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  • te
  • ti (目的補語)
  • tuo (所有形容詞・代名詞)

クルマンジー

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語源

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イラン祖語 *tuHám < インド・イラン祖語 *túH < 印欧祖語 *túh₂

発音

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代名詞

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ソラニー تۆ (to)
南部クルド語 ت (ti)

tu

  1. あなた

関連語

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参照

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スペイン語

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発音

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代名詞

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tu

  1. (二人称単数)きみの…、おまえの…。

関連語

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スラナン語

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語源1

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英語 two

数詞

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tu

語源2

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英語 too

副詞

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tu

  1. 〜もまた。
    類義語: owktu

ドイツ語

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語源

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  • 活用

動詞

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tu

  1. tun命令法単数形。
  2. tun現在第1人称単数形。

トキポナ

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語源

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英語 two

名詞

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tu

  1. 二人組
  2. ペア

動詞

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tu

  1. 二倍にする、二倍ある。
  2. 二つにける、二つに、二つに分割する。

修飾詞

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tu

  1. の、つたの。

数詞

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tu

  1. 二。

対義語

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トク・ピシン

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語源1

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英語 two

数詞

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tu

語源2

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英語 too

副詞

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tu

  1. 〜もまた。

フランス語

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発音

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  • IPA(?): [ty]
  • (ファイル)

代名詞

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tu 第二人称代名詞親称(敬称・複数: vous

  1. きみお前
  2. 《詩的・宗教的》なんじ
    • 記: Tu とその活用形は話し手又は書き手がよく知っている相手に対して用いる。子供、動物、神などに対して用いるか、vous を用いるべきときに嫌みとして使う。

関連語

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フランス語の人称代名詞
人称 (主格)
(主語)
(対格)
(直接目的)
(与格)
(間接目的)
処格
(〜で)
属格
(〜の)
分離形
(独立形)1
強勢形
再帰形
単数 一人称 je, j’ me, m’ moimoi-même
二人称 tu te, t’ toitoi-même
三人称 男性 il2 le, l’ lui y en luilui-même
女性 elle la, l’ elleelle-même
不定形 on3, l’on, ce4, c’, ça
再帰形 se, s’5 soisoi-même
複数 一人称 nous nous nousnous-mêmes
二人称6 vous vous vous vous-mêmes,
vous-même6
三人称 男性 ils7 les leur y en eux7eux-mêmes7
女性 elles elleselles-mêmes

1 強勢形 (独立形) は対格、与格、処格、属格、あるいは再帰形などが前置詞を暗黙的に含む場合とは異なり、明示的な前置詞 (de/d’, à, pour, chez, dans, vers, sur, sous, ...) の後で用いられる。
2 Il は主格のみの中性代名詞としても用いられる。
3 On は一人称複数として機能することもある(ただし、動詞の活用は三人称単数に従う)。
4 名詞的な不定形である指示代名詞 ce は、近称や遠称の性を伴う代わりに、助動詞 être とともに複数形として用いられることがある。
5 三人称単数の再帰形である対格または与格 (se または s’) は、三人称複数の再帰形としても用いられる。
6 Vous は単数に対する丁寧な表現としても用いられる。その場合、複数の強勢形である vous-mêmesvous-même の単数形となる。
7 Ilseux および eux-mêmes は男性と女性が混在する集団に対しても用いられる。

格変化

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主格 前置詞の後 直接目的語 直接目的語
強調
間接目的語 間接目的語
強調
tu toi te te ... toi te te ... à toi

関連語

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動詞

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tu

  1. taire過去分詞

ポーランド語

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発音

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代名詞

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tu

  1. 話し手存在する場所ここ
  2. 行為行われる場所〕 ここで。ここに。

類義語

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対義語

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派生語

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代名詞:

関連語

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代名詞:

ポルトガル語

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発音

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代名詞

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tu

  1. (第二人称親称、主にポルトガル)きみおまえ
フランス語やイタリア語のtuより使用範囲が狭い。

類義語

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関連語

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ラテン語

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格 / 数 単数 複数
主格 vōs
呼格 vōs
対格 vōs
属格 tuī vestrum
vestrī
与格 tibi vōbīs
奪格 vōbīs

語源

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イタリック祖語 *tū < 印欧祖語 *túh₂, *tū

発音

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  • (古典ラテン語) IPA(?): /tuː/, [t̪uː]
  • (教会ラテン語) IPA(?): /tu/, [t̪uː]
  • X-SAMPA: /tu:/
  • カナ表記例:「トゥー」

代名詞

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  1. (単数第二人称代名詞主格)が、お前が。が。

関連語

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  • tuus 男性, tua 女性, tuum 中性 (所有形容詞・代名詞)

ラトヴィア語

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語源

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代名詞

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tu

  1. 人称代名詞二人称単数は。お前らは。
    • 注.: 主に親しい相手に対して用いられる。距離のある間柄ではjūsが用いられる。

格変化

[編集]

[1]

脚注

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  1. 堀口大樹『ニューエクスプレス ラトヴィア語(CD付)』白水社、2013年、131頁。ISBN 978-4-560-08624-7

リトアニア語

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語源

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発音

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  • IPA(?): [t̪ʊ]
  • カナ表記例:「トゥ」

代名詞

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(属格: tavę̃s, 与格: táu, 対格: tavè, 具格: tavimì, または tavim̃, 位格: tavyjè, または tavỹ, 所有代名詞: tàvo) [1]

  1. 人称代名詞二人称単数あなたお前[2]
    • 注.: さほど親しくない相手に呼びかける際には、jūsを用いる。

脚注

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  1. 村田郁夫 編『リトアニア語基礎一五〇〇語』大学書林、2003年、123頁。ISBN 4-475-01112-4
  2. Martsinkyavitshute, Victoria (1993年), Hippocrene Concise Dictionary: Lithuanian-English/English-Lithuanian ニューヨーク: Hippocrene Books →ISBN