より

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞1[編集]

より

  1. 集まること。集まり具合。
  2. 取引所で、開始後の最初に行われる売買。寄り付き。
  3. (相撲) 相撲で、相手のまわしを取って体を合わせ、そのまま押し出そうとすること。

名詞2[編集]

より

  1. 糸などをよること。ひねりねじり

成句[編集]

  • うでによりをかける
  • よりをもどす

名詞3[編集]

より

  1. えらぶこと。よりわけること。

動詞[編集]

より

  1. よるの連用形。

成句[編集]

副詞[編集]

より【まれ:

  1. 一段と程度があがるさま。
    • 平易な計算問題を解き終えてから、より難しい設問に進むがよかろう。

翻訳[編集]

助詞[編集]

より【まれ:

  1. 比較基準表す
  2. との比較対照としてとりあげることを表す。
  3. 限定を表す。
  4. 動作作用起点を表す。
  5. 原因理由を表す。
  6. 動作の移動経由場所を表す。
  7. 動作の手段方法を表す。
  8. 動作・作用のあと、すぐの動作・作用が起こることをあらわす。

翻訳[編集]

接尾辞[編集]

より

  1. 方向場所意見傾向などに近いことを表す。
    • 西寄りの風。反対寄りの意見。

古典日本語[編集]

接尾辞[編集]

より

  1. 回数を数えるのに用いる助数詞たび
    • あけにけり影めづらしき増鏡ふたよりよりねこそなかるれ(源信明『信明集』)