出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- (東京式) しょーじき [shòójíkíꜜ] (尾高型 – [4])
- (東京式) しょーじき [shòójíꜜkì] (中高型 – [3])
- IPA(?): [ɕo̞ːʑikʲi]
- (東京式) せーちょく [sèéchókú] (平板型 – [0])
- IPA(?): [se̞ːt͡ɕo̞kɯ̟ᵝ]
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
推量・意志 | 正直だろう | 未然形 + う |
過去・完了 | 正直だった | 連用形 + た |
否定形 | 正直でない | 連用形 + ない |
自動詞化 | 正直になる | 連用形 + なる |
言い切り | 正直だ | 終止形のみ |
名詞化 | 正直なこと | 連体形 + こと |
仮定条件 | 正直ならば | 仮定形 + ば |
様態 | 正直そうだ | 語幹 + そうだ |
正直 (しょうじき)
- 本当のところ。率直に言って。
- 一人の僕が読んでこれほど欣快至極であつたものが、正直誰にとつてだつて小説本を読むほどの趣味と教養のある人々ならば、これが退屈であらう筈はないのだ(牧野信一『坂口安吾君の「黒谷村」を読む』)
- 正直に。率直に。
- 正直言うと、私はあんたがたをあまりにかばい過ぎて、自分の立場をあぶなくしたことも二三度ある。(三好十郎『猿の図』)