決
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漢字[編集]
決
字源[編集]
- 会意形声、「水」+ 音符「夬」。「夬」は手で分ける様子や割る様子を描いた象形文字で、分かれていることや、割れていること。これに「水」を合わせて、河の水が堰を「切る」、堰を「断つ」ことが原義。そこから派生して、曖昧さを断って「きめる」こと、生命を断って「ころす」ことにも意味が広がった。
意義[編集]
日本語[編集]
発音(?)[編集]
名詞[編集]
決 (けつ)
- 結末。決着。
- (主に「決を採る」の形で)物事を決めるために賛否を表明してもらうこと。
- ただ彼がいくらか緊張したように見えたのは、論議もだいたいつきて、座長の田上が、「では、この問題の決をとりたいが、多数決できめてもいいのか。」と相談をかけた時であった。(下村湖人「次郎物語」)〔1949年〕[3]
派生語[編集]
熟語[編集]
中国語[編集]
熟語[編集]
朝鮮語[編集]
- ハングル: 결
- 文化観光部2000年式: gyeol
- マッキューン=ライシャワー式: kyŏl
- イェール式: kyel
熟語[編集]
ベトナム語[編集]
コード等[編集]
- Unicode
- 16進: 6C7A
決
- 10進: 27770
決
- 16進: 6C7A
- JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- 四角号碼 : 35130
- 倉頡入力法 : 水木大 (EDK)
点字[編集]
註[編集]
- ↑ 青空文庫(2011年1月22日作成)(底本:「世界教養全集 27」平凡社、1962年9月29日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/001407/files/50112_42137.html 2019年4月5日参照。
- ↑ 青空文庫(2001年8月29日公開、2012年10月1日修正)(底本:「最終戦争論・戦争史大観」中公文庫、中央公論社、1995年6月10日5版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000230/files/1154_23278.html 2019年4月5日参照。
- ↑ 青空文庫(2006年1月31日作成、2015年3月7日修正)(底本:「下村湖人全集 第二巻」池田書店、1965年7月30日発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001097/files/43791_21660.html 2019年4月5日参照。