出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
慟 哭(どうこく)
- ひどく悲しみ、声をあげて泣くこと。
- 「哭」は声を上げて泣く(なお、「泣」は「声を出さずに泣く」)、「慟」は「体を上下に動かし悲しむ」。論語先進篇十一「顏淵死。子哭之慟。從者曰。子慟矣。曰。有慟乎。非夫人之爲慟。而誰爲。」などによると、相当に大げさな表現であったことが分る。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
慟哭しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
慟哭せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
慟哭される |
未然形 + れる
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丁寧 |
慟哭します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
慟哭した |
連用形 + た
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言い切り |
慟哭する |
終止形のみ
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名詞化 |
慟哭すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
慟哭すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
慟哭しろ 慟哭せよ |
命令形のみ
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- ひどく悲しみ、声を上げて泣く。
慟哭 (簡): 恸哭 (ピンイン:tòngkū 注音符号:ㄊㄨㄥˋㄎㄨ)
- 慟哭する
- (日本語に同じ)慟哭