出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 筆順 :
(学校で教えている筆順)
[1]
- 象形。一説にもと「北」と同形で、人が背き合うさまを象る。区別の為に羨符「一」を加えて現在の字形となる。「あやまり」を意味する漢語{非 /*pəj/}を表す字。
- 羽が背き合ったさまを象るという説があるが、甲骨文字を見れば分かるように誤った分析である。
- 第1画の縦線は左に払っても、上記筆順画像のように下におろして軽く止めた形にしてもよい。[2]
- 第5画の縦線は止めても抜いてもよい。[3]
- 第4画の横線は縦線を突き出しても接する程度でもよい。[4]
- 四角号碼: 11111
- 倉頡入力法: 中一尸卜 (LMSY) / 中一卜卜卜 (LMYYY)
字典掲載
康熙字典 |
1382ページ, 11文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
42585 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
13942 |
角川大字源 (1992) |
11066 |
講談社新大字典 (1993) |
18665 |
大漢語林 (1992) |
12674 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
1894ページ, 7文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
6巻, 4086ページ, 1文字目 |
- ↑ 『大きな活字の楷行草筆順・字体字典』江守賢治 三省堂 1983年
- ↑ 『常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)』p.179 2016年2月29日 文化庁
- ↑ 『漢字指導の手びき』第四版 p.81 久米公 編著 教育出版 2000年
- ↑ 常用漢字表 5ページ。活字の字形についてのみ論じているように見えるが、4ページに「また,ここに挙げているデザイン差は,おおむね「筆写の楷書字形において見ることができる字形の異なり」と捉えることも可能である。」とある通り、筆写にも適用するきまりである。