驚天動地

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日本語[編集]

名詞[編集]

   (きょうてんどうち)

  1. 驚かし動かす。大いに世上を驚かすこと[1]

発音[編集]

きょ↗ーてんど↘ーち

出典[編集]

白居易「李白墓(李白の墓)」(『白氏文集』巻17所収)

【白文】
採石江邊李白墳
遶墳[2]無限草連雲
可憐荒隴窮泉
曾有驚天動地
但是詩人多薄命
就中淪落不過君
【訓読文】
採石の江辺 李白のはか
墳をめぐりて限り無く 連なる
憐れむし 荒隴窮泉の
かつ天を驚かし地を動かす有り
詩人まさ薄命
就中なかんづく 淪落すること過ぎ
【現代語訳】
采石磯の突き出た長江ほとりに李白のがある。
墓の周囲には果てしなく草が茂り、雲にまで続いているかのようである。
ああ、この荒れた塚の下に眠る骨が、
かつては天地を揺るがすほどの詩文を作ったのだ。
あらゆる詩人は不幸なものだが、
中でもあなたほど落ちぶれた者はいない。

脚注[編集]

  1. 下中弥三郎編『大辞典』 平凡社、第8巻、1935年2月24日、紙面202ページ、デジタル107ページ、全国書誌番号:67012501、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 1873377/107
  2. 「墳」の字は、底本では「田」。『新釈漢文大系 白氏文集 第4冊』(明治書院、1990年)60頁に従い、意味が通るよう改めた。