いく

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
同音の漢字については、 イク を参照。

日本語[編集]

動詞[編集]

いく

  1. く】目的地へ移動する。ゆく
    • 東京に行く。
  2. く】出発点から目的地まですすむ。
    • ソウルからプサンへ行く
  3. 今いる場所から離れる。
    • あっちへいけ。
  4. 道を進む。
    • 街道を西へ行く。
  5. 過ぎる。通る。流れる。
    • 行く川の水
    • 列車が行く。貨物船が行く。
  6. 通う。
    • 学校に行く。会社に行く。
  7. く】二度と帰らない場所へ向かう。逝去する。「死ぬ」の婉曲表現。
    • 21世紀を待たずに逝く
  8. 時がぎる。経過する。
    • 行く年来る年
  9. ある方法を取る。やる。積極的に行う。また安易に行う。
    • このやり方で行ってみようか。
    • じゃあ次のプレゼンは佐藤さん、行きましょう。
    • 様子見しないで来た球を打ちに行け。
    • ボールを置きに行ってはいけない。
  10. 思う通りにやれる。成功する。
    • うまくいかない。
  11. 納得・満足などの感覚を得る。
    • 納得がいかない。
  12. 年齢が十分である。その年齢に達する。
    • 50歳はいってそうな人
    • 年端もいかない
  13. とつぐ
  14. (口語・俗) オーガズムに達する。
  15. (補助動詞、<動作・変化を表す動詞の連用形-て->に接続する)
    1. 動作主が目的地へ移動する途中または直前に動作をすることを表現する。
      • 途中ではがきを投函して行く
    2. 起点を基準にして、状態が変化することを表現する。
      • 赤くなっていく
    3. 動作主が基準の時点から動作を継続または反復することを表現する。
      • これからも注意していこう。

活用[編集]

類義語[編集]

対義語[編集]

派生語[編集]

関連語[編集]

翻訳[編集]


沖縄語[編集]

語源[編集]

琉球祖語 *eku < 日本祖語 *eku

接頭辞 [編集]

いく

  1. (不定数をあらわす)幾。

古典日本語[編集]

動詞:行く・往く[編集]

いくく・く】

  1. 今いるところから目的地へ移動する。ゆく
  2. 今いるところから遠くへ離れる去る

(「いく」と「ゆく」は奈良時代から併存した。「いく」の方が口語的な語感があり、漢文訓読では普通「ゆく」)

い-く 動詞活用表日本語の活用
カ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

動詞:生く[編集]

自動詞[編集]

いくく】

  1. 生命がある。生きる
  2. (「命生く」で)生き延びる。
活用[編集]

第1義・第2義

い-く 動詞活用表日本語の活用
カ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

第2義

い-く 動詞活用表日本語の活用
カ行上二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
くる くれ きよ
い-く

発音(四段活用)[編集]

二拍動詞二類

い↗く

他動詞[編集]

いくく】

  1. (「命生く」で)生命を救う。
  2. 生命を助ける。生き返らせる。
い-く 動詞活用表日本語の活用
カ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
くる くれ けよ

接頭辞 [編集]

いく

  1. 名詞助数詞につき、不定数をあらわす。

語源[編集]

日本祖語 *eku