これ

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

代名詞[編集]

これ、此れ】

  1. 時間的、または距離的に、話し手ごく近くにあるもの。
    • これは、あなたのかばんですか。」(かばんは話し手の近くにあって、聞き手に呼びかけている)
  2. ついいましがた話題として取り上げられ、いまも話題となっている事柄。
    • これこれでいいよ。
    • これとそれとは話が別だ。
    • これはないよ。
  3. (これだ) まさに思い描いていたもの。ぴったり当てはまるもの。
    • 袋小路の奥のうるさい「うち」より、どこでもいい、どこかよそへ行きたい—あとで西洋の小説で Fernweh (遠くへの憧れ) という言葉を知って、これだと思ったが—そんな衝動が、五歳の時分からぼくにあったということだろうか。 (中野孝次、『鳥屋とやの日々』、1977)
  4. (書き言葉) (法律用語) 主題を本来の構文的位置で繰り返し、主題が主語でないことを明示する。
    • 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

発音[編集]

東京式アクセント[編集]
こ↗れ
京阪式アクセント[編集]
↗これ

関連語[編集]

日本語の指示詞
  近称-) 中称-) 遠称- 不定称-)
指示代名詞 これ [複数: これら] それ [複数: それら] あれ [複数: あれら] どれ
指示代名詞 こいつ
こちらさま
そいつ
そちらさま
あいつ
あちらさま
どいつ
どちらさま
連体詞 この その あの どの
場所 ここ
こっから
そこ
そっから
あそこ
 
どこ
どっから
方向 こちらこっち そちらそっち あちらあっち どちらどっち
態様 こう
こんな
こんくらい
こんだけ
そう
そんな
そんくらい
そんだけ
ああ
あんな
あんくらい
あんだけ
どう
どんな
どんくらい
どんだけ

翻訳[編集]

感動詞[編集]

これ

  1. (やや古風) 軽く注意を喚起する、または軽くしかるときのことば。こら
    • これ待ちなさい!」 父は娘の腕をつかむ。(坂口安吾 『水鳥亭』)

発音[編集]

こ↘れ

関連語[編集]

動詞[編集]

これ

  1. こる」の仮定形。
  2. 「こる」の命令形。

古典日本語[編集]

代名詞[編集]

これ

  1. (指示代名詞)近くにある物事を指す。これ。
  2. (場所)ここ
  3. いま
  4. わたし自分
  5. まえあなた
  6. この人。
  7. 漢文訓読調の文で、語調を強めたり整えたりする語。

発音[編集]

二拍名詞一類

↗これ

感動詞[編集]

これ【此、是、之】

  1. もしおい