出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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文字[編集]

  1. ビルマ文字 (wp)の7番目。インド系文字 (wp)という観点からすれば cha にあたるが、ビルマ語における単体での発音は /sʰa̰/(音声) で、モン語 (wp)における単体での発音はミャンマーを中心に調査を行ってきた Jenny のデータによれば /chaʔ/ である[1](参考: タイのサンクラブリー郡出身の話者による発音)。またビルマ語ではこの文字を ဆလိမ် (my) (hca.lim) /sʰa̰ lèʲɰ̃/ サ・レイン〈ねじれた ဆ〉と呼ぶ。

文字情報[編集]

脚注[編集]


パーリ語[編集]

数詞[編集]

(cha)

  1. chaビルマ文字 (wp)表記。

ビルマ語[編集]

発音[編集]

  • IPA(?): /sʰa̰/(「サ」)

動詞[編集]

(cha)

  1. 持っ重さ確かめる[1]
  2. 推察する推量する[1]

派生語[編集]

参照[編集]

語義2:

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 Judson, A.; Stevenson, Robert C.; Eveleth, F. H. (1921). “ဆ, 2”. The Judson Burmese-English Dictionary. Rangoon: American Baptist Mission Press. p. 395. https://archive.org/details/judsonburmeseeng00judsrich/page/395/mode/2up. 

モン語[編集]

発音[編集]

語源1[編集]

助詞・副詞[編集]

(cha)

  1. だけのみばかり[4][1][2]
  2. さえ[1][2]
  3. 丁度…だけ。…のぶんだけ[1][2]

代名詞[編集]

(cha)

  1. 何でもなんあろ。何であろうと。何だろうが。何だろうと[4][1]
  2. 〔コッチャイク方言〕でも[1]

接続詞[編集]

(cha)

  1. 〔パークレット郡クリアン方言〕…するや否や[2]
  2. 〔パークレット郡クリアン方言〕しかし[2]

語源2[編集]

cf. ビルマ語 အဆ (a.hca.)

名詞[編集]

(cha)

  1. [4][2]

語源3[編集]

cf. ビルマ語 (hca.)手に持ち重さを確かめる

動詞[編集]

(cha)

  1. 持っ重さ測る[1]
  2. တော်ဆ (tokcha) /tok cʰaʔ/ の形で〕相談する意見出しつつ検討する[2]

脚注[編集]