ある

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日本語[編集]

動詞[編集]

あるる、る】

  1. 存在する。
    昨日までここにあったのに。
  2. 可能性が残る。
    誰かが勝手に捨てたのか、それはあるな。

活用

ラ行五段活用
あ-る

関連語[編集]

翻訳[編集]

存在詞・繋辞

存在する

補助動詞[編集]

(V シテある)行為 (V) が行われ、行為前と行為後で何らかの変化が生じ、結果として何らかのもの、または何らかの状態が存在する。

(ここで「変化」とは、移動生起消滅その他の状態の変化、処置完了効果の獲得、目標の達成などを含む。)

  1. (N ガ V シテある:N は通常動詞 V のヲ格語となる名詞)行為 (V) の結果として、もの (N) が何らかの状態で存在する。
    1. (N1 ニ N2 ガ V シテある)具体物 (N2) が場所 (N1) に設置作成 (V) の結果として存在する。
      机の上にかばんが置いてある
      黒板に座席表が書いてある
    2. (N ガ V シテある)ものの状態を変化させる行為 (V) を受けたもの (N) が、その結果の状態で存在する。
      前庭の雑草がすっかり抜いてあった
      机の落書きが綺麗に消してある
  2. (N ハ V シテある)
    1. (N ハ V シテある:N は通常動詞 V のヲ格語となる名詞)処置の対象 (N) について、処置 (V) が完了した状態である。
      買って来たビールは冷蔵庫に冷やしてあります
      配布しておいた資料は読んでありますか?
    2. (N ハ… V シテある:N は通常動詞 V の主語となる名詞)行為者 (N) は、処置 (V) を完了して目的を達成し、何らかの効果を得た状態である。
      君は配布資料をきちんと読んであるかい?。
      僕は今日の夜に備えてしっかり寝てあります
  3. (N1 ガ N2 ヲ V シテアル)行為者 (N1) が対象 (N2) に行為 (V) を行った結果の状態が存在する。
    庭の草にカマキリが卵を産んであるのを発見した。
    奈緒美が研究室に傘を置いてある。あれを拝借しよう。

関連語[編集]

連体詞[編集]

ある(る)】

  1. 何でもいいからひとつの
    ある人にゴミ捨て場に捨ててあったと聞いてきた。



日本語 古語[編集]

動詞:生る[編集]

あるる】

  1. 生まれること。

活用

ラ行下二段活用
(語幹なし)-ある

動詞:荒る[編集]

あるる】

  1. 荒れること。

活用

ラ行下二段活用
(語幹なし)-ある

動詞:離る[編集]

あるる、る】

  1. 離れること。

活用

ラ行下二段活用
(語幹なし)-ある

動詞:古語・有る[編集]

あるる】

  1. 「あり」の連体形。