出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字[編集]

字源[編集]

  • 会意(交差させ集めた木の枝:「」の部首とは異なる)+ 、曰は祝詞を入れる器で、まじない用の土塁を示す。「」の原字で「」等と同系。後に「」(人々)の意となる(白川)。
  • 象形:焚火のため木の枝を集めたものを象る、「」の原字。古くから近称指示語として用いられ、時代が下り主語を示す助辞となった(藤堂)。
  • なお。部首は「老部」であるが、上記のとおり字源を異にし、それを明確にするため篆書体やそれを受けた康煕字典体では左払いの下に点を打つ。しかし、字彙以前に確立した楷書体などにはすでに点は無く「老部」と同形である。

金文

金文

金文 金文 簡帛文字 簡牘文字

小篆

流伝の古文字
西周 春秋時代 戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義[編集]

  1. ~するもの、~する人。
  2. (語末に置いて主語を示す助辞)~
  3. 名詞の語尾につけて強調する。

日本語[編集]

発音(?)[編集]

名詞[編集]

  1. もの)(動作の主体となる)ひと

熟語[編集]


中国語[編集]

*

用例[編集]

  • (助詞)「仁者人也」(中庸
  • (強調)「王者」

熟語[編集]


朝鮮語[編集]

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熟語: 朝鮮語[編集]


コード等[編集]

点字[編集]