出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字[編集]

字源[編集]

  • 象形。手を挙げて祈る巫女を象る物であり、「艸」(草)とは関係ない。髪をとく、体の柔らかい女性を象る(藤堂)。手や髪の部分が、草冠のように変形した。後に「」を添え、「神託」の意を強くした(藤堂)、又は、神器を添えたものとも(白川)。神託から、「かく」「ごとし」の意が生じる。「わかい」巫女が祈ることから、「わかい」の意を生じたものか。音は、「」(本当?)「」「」「」等と同系で、「やわらかい」の意を含む。また音を借り、中称の代名詞、助詞や接続詞に用いられた。

甲骨文字 金文

簡帛文字

小篆

流伝の古文字
西周

戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義[編集]

  1. わかい
  2. (指示)かく、このような。ごとし
  3. (代名詞)なんじ
  4. (接続)もしもしくは

日本語[編集]

発音[編集]

名詞[編集]

  1. わか若君の略。代名詞的にも用いられる。

接頭辞 [編集]

  1. わか)「若い」「新しい」などの意を表す。

熟語[編集]


中国語[編集]

*

語源[編集]

シナ・チベット祖語 *na-ŋ

動詞[編集]

ruò

  1. 〜のようである。

接続詞[編集]

ruò

  1. (文章語) もしならば。

代名詞[編集]

ruò

  1. (文章語) きみお前

熟語[編集]

ruò


朝鮮語[編集]

*

熟語[編集]


コード等[編集]

点字[編集]