ちがう

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日本語[編集]

動詞[編集]

ちがう

  1. 同じでない。異なる差異がある。の。
    どうも母親愛情父親本質的違うようだ。(伊丹万作わが妻の記』)
    • (比較対象には、格助詞」)を用いる。
  2. 語義1のうち、特に数量程度地位がある。
    このではよほど大切ものみえて、だいいち古本屋払うとなると、箱があるないとで違う。(三木清書物の倫理』)
    とは十歳あまり違うので、でも兄には親しめなかったし、兄の方でも私を無視していた。(豊島与志雄窓にさす影』)
    口まねするんじゃねえが、うちだんなちょっとでき違うぞッ!(佐々木味津三右門捕物帖』)
  3. 事前交わし取り決め正しく履行されない。
    それちと違うでしょう。(芥川龍之介仙人』)
    若し約束違え開い二度お前見ることはないだろう。(宮本百合子錦木』)
  4. あるべき位置状態からはずれる
    おいでも違ったのか。」(芥川龍之介妖婆』)
  5. 正しいとされるものと一致しない。
    算術帳面には違っ答えばかりで、処々にはつまらないなぞ書いてあります。(夢野久作白椿』)
  6. 反対方向からもの同士が、接触することなくの方向へ通り過ぎる
    電車きし乱れ足行き違う群集。(岡本かの子巴里祭』)
    二人すれ違うに、そっと微笑交換した。(芥川龍之介点心』)

発音[編集]

ち↗がう

活用

ワ行五段活用
ちが-う

現代の口語では、形容詞として活用することがある。この場合、終止形は存在しない。特に変化を表すときに頻度が高い。

活用 動詞 形容詞
現在 ちがう (ちげー)
過去 ちがった ちがかった
否定 ちがわない ちがくない
仮定 ちがえば ちがければ
命令 (まれ) ちがえ
意思 (まれ) ちがおう
変化 ちがくなる

派生語[編集]

類義語[編集]

対義語[編集]

翻訳[編集]