この

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日本語[編集]

連体詞[編集]

このの】

  1. 名詞に前から係ることによって その、)「これ」と指せるほど(聞き手よりも)おのれの側に近いものとして話し手が捉えている物事を指し示す近称の指示連体詞。係る相手と なる言葉が物を表す名詞である場合には すなわち、大旨 話し手から手が届くほど身近に その物が在る場合に使うことが多い(用例1)。目の前には無い物や事を表す名詞に係る場合には すなわち、話し手の側が聞き手の側よりも その物事について よく知っている場合や、その物事が話し手の心の中において身近である場合などに用いられる(用例2)。
    用例1:この本は一体 誰の ものですか?
    用例2:君には分からないかもしれないが、この味が もう たまらないんだよ。
  2. 名詞に前から係ることによって、その名詞が、話し手が既に述べた事柄を指し示すものであることを表す指示連体詞。
    用例3:バレちゃったね。わたしが魔法少女だってことが。このことはクラスのみんなには内緒だよ。
  3. (後に述べる事柄を指して)次に述べる。
    用例4:このことは ハッキリと言っておく。剣によって立つ者は剣によって滅びるのである。
    用例5:先生は このように おっしゃった。「自らが されて嫌な事は ほかの人にも ゆめゆめ しては いけません」。

発音[編集]

コ↗ノ
IPA: /koꜛno/ [kɔꜛnɔ]

語源[編集]

己のもとに在る物を「これ」と指し示す上古の近称代名詞であった「乙類(此・己・許)」に、名詞の後ろに付くことによって前の名詞が後の名詞に係ることを示す格助詞である「乙類(之・乗)」が付いて出来た。

関連語[編集]

日本語の指示詞(古典語・現代語混合)
  近称-) 中称-) 遠称-/(古)- ) 不定称-)
指示代名詞 これ[複数:これら] それ[複数:それら] あれ[複数:あれら]
かれ[複数:かれら]
どれ
だれたれ)、いずれいづれ
指示代名詞(古語)
指示代名詞(卑称) こいつこやつ そいつそやつ あいつあやつ
―(かやつきゃつ
どいつどやつ
連体詞 この その あの
かの
どの
方向→人称 こなた そなた あなた
かなた
どなた
―(いづかた
場所 ここ そこ あそこ
かしこ
どこ
いずこいづこいづく
方向 こちらこっち そちらそっち あちらあっち どちらどっち
―(いづち
態様 こう
こんな
そう
そんな
ああ
あんな
どう
どんな

翻訳[編集]