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漢字[編集]

字源[編集]

  • 会意形声。「」+「」、いずれを音符としてもよい。「人」が複数いて最小限の社会関係が作られること。ただし金文、古文の字形では「人」は腰掛けるような形であり、その背中側下部に短い「二」線をおくことから、人に敷物を供し思いやることが原義とする説もある。

金文 簡帛文字 簡牘文字 古文

小篆

流伝の古文字
戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義[編集]

  1. 人間
  2. 「人」を「人」として扱うこと。
    • 儒教における最も重要な徳目
  3. 寛容柔和な心を持つこと。
  4. やわらかいこと。
  5. やわらかい種。固い殻に囲まれた柔らかい中身。

日本語[編集]

発音(?)[編集]

名詞[編集]

  1. ジン儒教における最も基本的かつ重要な徳目打算など無く、自然に相手を人として尊重すること。
  2. 人の意。御仁朴念仁
  3. ジン胡桃くるみの種の固い殻の中にある柔らかい実。
  4. ジン)《生物学》核小体の別名。

熟語[編集]

熟語[編集]


中国語[編集]

*

名詞[編集]

rén

  1. 中身なかみ。殻に囲まれた甲殻類などの肉の部分。

人名[編集]

Rén

  1. 中国人ののひとつ。

熟語[編集]


朝鮮語[編集]

*

名詞[編集]

  1. (日本語に同じ)仁

熟語[編集]


ベトナム語[編集]

*

名詞[編集]

  1. 中心部

コード等[編集]