出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

漢字[編集]

字源[編集]

  • 声符「𠂈」+義符「貝」からなる形声字「𧴦」に、さらに声符「丁」と飾符「八」を追加した形声字。「𧴦」字の本義は{珍、めずらしい}で、仮借により{まこと}を表すようになった。従来は「匕+鼎」からなる{煮}の象形字と混同されていた。
  • 会意。元は「眞」で「」(さじ)+「」で容器にものを満たすこと(藤堂)。「匕」(死体)+「」(首を逆さづりにしたもの)で行き倒れの死体、これを埋葬し霊力を得ることから「まこと」の意を得た(白川)。

意義[編集]

  1. まこと。正しいこと。
  2. まことに本当に。うそではないこと。
  3. 自然のままであること。
  4. うまれつき
  5. 本質
  6. みち
  7. すがた

参考[編集]

日本語[編集]

発音(?)[編集]

名詞[編集]

  1. シン)論理演算において、ある命題が、前提となる命題に対して矛盾を生じないこと。

手書きの字形について[編集]

第1画及第2画を「ナ」のように(上記筆順画像のように)書いてもよい[1]

熟語[編集]

中国語[編集]

*

形容詞[編集]

  1. 本当
  2. はっきりしている

副詞[編集]

  1. 本当に

熟語[編集]

朝鮮語[編集]

を参照のこと。

コード等[編集]

脚注[編集]