かたまつ
出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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古典日本語
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動詞
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かたまつ
【
片待つ
】
ひたすら
待
(
ま
)
つ。
冬こもり
春
へを
恋ひ
て
植ゑ
し
木
の
実
になる
時
を
片待つ
我
ぞ
(
柿本人麻呂
(wp)
『柿本人麻呂歌集』巻九・1705)〔
680
-
701年
頃
〕
冬
の
間
は〈
家
に〉
籠もり
、春の〈
到来
を〉
待ちわび
て、植えた木に実が
成る
ときを
ひたすら待つ
私
です。
妹
(
いも
)
に
逢ふ
時
片待つ
と
ひさかた
の
天
の
川原
に
月
ぞ
経
に
ける
(
詠み人知らず
(wp)
『
万葉集
(wp)
』巻十・2093
秋
・
雑歌
・
七夕
)〔
7世紀
後半-
8世紀
後半〕
妻
に逢う、
ただ
それ
だけ
を
ひたすら待っ
ていると、天の川原〈
天の川
の川原〉を月が
渡っ
て
ゆく
ではないか
活用
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かたま-つ 動詞活用表
(
日本語の活用
)
タ行四段活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
已然形
命令形
かたま
た
ち
つ
つ
て
て
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:
古典日本語
古典日本語 動詞
古典日本語 動詞 タ四
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