わたる

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

発音[編集]

わ↗たる

動詞[編集]

わたるる・る・る・る・る】

  1. (「渉る」とも書く)湖水などを越えて、徒歩や馬などに乗って対岸へ行く。
    • 鞭の音も静々と、夜中に川をわたる
  2. (「航る」とも書く)などを越え、到達する。
  3. (「航る」とも書く)鳥などが快適な居場所を求めて、季節が変わるごとに長距離を移動する。
  4. 歩い越える
    • 橋を渡る
  5. 暮らす。やっていく。
    • 世を渡る
  6. 物品が与えられる。
  7. (「亙る」・「亘る」とも書く)ある範囲に及ぶ
    1. 物事が中断せずに続いてある時点や回数まで達する。
      • この風習は、江戸時代から現代に亘って伝えられてきた。
      • 日本の音楽は洋楽をとりいれた明治から21世紀に亘って、不断の変化を遂げた。
    2. 関わる
      • 私事に亙る

活用[編集]

わた-る 動詞活用表日本語の活用
ラ行五段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
わた

各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
否定 わたらない 未然形 + ない
意志・勧誘 わたろう 未然形音便 +
丁寧 わたります 連用形 + ます
過去・完了・状態 わたった 連用形音便 +
言い切り わたる 終止形のみ
名詞化 わたること 連体形 + こと
仮定条件 わたれば 仮定形 +
命令 わたれ 命令形のみ

用法[編集]

水上を越える場合は「渉る」とも書く。航空機などで空を飛んで越える場合は「航る」とも書く。空間・時間・回数があるところまで及ぶ場合は専ら「亙る」・「亘る」と書く。

関連語[編集]

派生語[編集]

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