金玉

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日本語[編集]

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フリー百科事典ウィキペディア金玉 の記事があります。

名詞[編集]

 

  1. (きんぎょく)
    1. 黄金宝玉[1]
      儒有不宝金玉、而忠信以為宝。(『礼記』)儒行第四十一
      儒には、金玉とせず、忠信以て宝と為す有り。
      儒者は、を宝としない。真心誠実さを宝とするのである。
      大きなる肥えたる金玉飾りあらむうたて愚かなりとぞ見るべき。(吉田兼好徒然草』第38段)
      大きな牛車やよく肥えた馬、宝飾品も、心ある人には実に馬鹿げたものに見えるに違いない。
      やがてから金玉燦然たる王冠釣上げニコニコしていると、その背後うしろの夕暗ゆうやみノッソリ立寄っ在る。(夢野久作書けない探偵小説』)
    2. 極めて貴重なもの、称美すべき[1]
      毋金玉爾音、而有遐心。(『詩経』小雅)
      の音を金玉として遐心かしんあることなかれ。
      その言葉を大切に噛み締め、間違っても現実から逃避しようなどと考えてはならない。
      よく申した。まこと金玉である。このしてはなるまい」(吉川英治三国志』赤壁の巻)
  2. (きんたま)
    1. 金色球体[2]
    2. (詳細はきんたま参照、「金玉」は当て字と考えられる)「睾丸」、「陰嚢」の俗称の漢字表記。
  3. かねだまの漢字表記。

発音[編集]

語義1 き↘んぎょくき↗んぎょく 語義2 き↗んた↘まき↗んたま

関連語[編集]

翻訳[編集]

(語義1-1)

(語義1-2)

(語義2-1)

中国語[編集]

名詞[編集]

 (ピンイン:jīnyù)

  1. 黄金と宝玉。

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 上田万年、松井簡治、1915年10月8日『大日本国語辞典』金港堂書籍、第1巻、紙面1219ページ、デジタル622ページ、全国書誌番号:43022818、近代デジタルライブラリー pid 954645/622
  2. 上田万年、松井簡治、1915年10月8日『大日本国語辞典』金港堂書籍、第1巻、紙面1232ページ、デジタル629ページ、全国書誌番号:43022818、近代デジタルライブラリー pid 954645/629