つみ

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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ツミ も参照。

日本語[編集]

名詞:罪[編集]

つみ

  1. (法律) 道徳倫理と言った規範に反する行為
  2. 1 に対して負うべき責任。また、それに対して科される制裁刑罰
  3. ある行為から生ずる、他人に対する負い目責任
  4. (宗教) 特に宗教教えに反する行為。キリスト教では意志背く行為をいい、仏教ではに背く行為と戒律犯す行為をいう。罪業
  5. 禁忌破ること。
  6. 欠点短所

発音[編集]

ことわざ[編集]

形容動詞[編集]

つみ

  1. 無慈悲な様。思いやりがない様。残酷な様。
  2. 蠱惑的な様。人に恋愛感情を抱かせ翻弄する様。
    • 豹一と多鶴子の仲が心配していた通りになったとはっきりわかると、ひそかに豹一に恋をしている女中は、すっかりしょげてしまって、溜息ばかしついていた。泪ぐむことさえあった。/多鶴子はさすがにそれを気づくと、豹一にそのことを冗談めかして言った。/「あんた罪な人ね」(織田作之助 『青春の逆説』)

語源[編集]

  • つつむ」等と同系で、包み隠すべきものであることの意とされる。

活用[編集]

類義語[編集]

熟語[編集]

動詞[編集]

つみ-する【罪する】

  1. 罪を責める。処罰する。

名詞:詰み[編集]

つみ詰み

  1. (将棋) 将棋で、どのように対処しても、次の相手ので自分の取られる状態

発音[編集]

関連語[編集]