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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字

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󠄀
󠄁

字源

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  • 不詳[字源 1]甲骨文字は「」と2,3個の点からなる。
    • 「丂」は打撃を加えるの形であり[字源 2]、その上の2,3個の点は血など打撃の効果作用を表す。つまり一説には「平」は「抨撃(打撃)」を意味する{}の初文で、引いては「使役する」を意味する漢語{}を表す字。[字源 3]仮借して「たいら」を意味する漢語{平/*breŋ/}に用いる。
金文 小篆 流伝の古文字
西周 説文
(漢)
《六書通》
(明)
  1. 林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、109頁。
  2. 李春桃「甲骨文中的“丂”字新釋」『甲骨文與殷商史(新十輯)』,2020:253-264頁.
  3. 王森 「甲骨文、金文所謂“乎”字当釈為“平”字」 『語言科学』第20巻3期 2021年、318-327頁。

関連字

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」を音符とする形声文字 (諧声域=*PENG)
幫母滂母並母
一等平声 青韻 -
上声 迥韻
去声 徑韻 ---
入声 錫韻
幫母滂母並母
二等平声 耕韻 𤘾
上声 耿韻 -
去声 諍韻 -
入声 麥韻
幫母滂母並母
三等A平声 清韻 --
上声 靜韻 --
去声 勁韻
入声 昔韻
幫母滂母並母
三等B平声 庚韻 -
上声 梗韻 --
去声 映韻 -
入声 陌韻 --

意義

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  1. たいらひらたい
    1. 形状において)でこぼこのない。突出沈降のない。
    2. 平面に関する。
    3. ならす。たいらにする。
    4. (状況として)ならした。差異のない。
  2. おだやか。おだやかにする。
  3. ひらつねなみ変わった性質のない。
    1. 一般。広く通用する。例外ではない。
    2. 標準的。のいずれにも突出していない。

類義字

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日本語

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教育漢字 (第3学年)

名詞

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  1. たいらでこぼこのない様子。突出沈降のない様子。
  2. たいら)でこぼこのない土地。
    • 日本 / 善光寺
  3. ひら特別地位を持っていない様子。接頭語的にも使用される。
    • 社員 / 教員
  4. なみ平均的。標準的。或いは平均値や標準に近い様子。優れて劣ってもいない様子。

熟語

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中国語

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*

語源

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シナ・チベット祖語 *(p/b)ljaŋ

形容詞

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píng

  1. たいらな。
  2. おだやかな。
  3. (広東語)やす

動詞

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píng

  1. ならす。たいらにする。
  2. しずめるせる。

熟語

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朝鮮語

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*

固有名詞

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  1. 朝鮮人のの一つ。

熟語

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ベトナム語

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*

形容詞

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  1. たいらな。

熟語

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文字情報

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U+5E73, 平
CJK 統合漢字-5E73

[U+5E72]
CJK Unified Ideographs
[U+5E74]
文字コード (文字集合規格)
-
日本
中国
台湾
  • Big5: 0xA5AD
  • CNS 11643: 1面 0x464D
韓国
  • KS X 1001: 0x7841
漢点字 六点漢字
字典掲載
康熙字典 339ページ, 3文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 9167
新潮日本語漢字辞典 (2008) 3082
3083
角川大字源 (1992) 2476
2477
講談社新大字典 (1993) 4295
4296
大漢語林 (1992) 3006
3007
三星漢韓大辞典 (1988) 646ページ, 3文字目
漢語大字典 (1986–1989) 1巻、407ページ、1文字目