無為徒食

日本語

名詞

無 為 徒 食（むいとしょく）

1. 他人の役に立つような仕事もせず、飯を食うばかりであること。
   • 煙草は日に八十本、病院もやめてしまい、毎日ぶらぶらして、水すましのように空虚な無為徒食の生活をはじめた（織田作之助『夜光虫』）

発音^(?)

む↘いと↗しょく

類義語

• 座食

動詞

1. 他人の役に立つような仕事もせず、飯を食うばかりの生活をする。
   • 凡そ無為徒食して他の功労を奪う者は重罪者たるべき事、神則人法共に知るところなり。（夢野久作『鼻の表現』）

活用

活用と結合例

無為徒食-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
無為徒食	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	無為徒食しない	未然形 + ない
否定(古風)	無為徒食せず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	無為徒食される	未然形 + れる
丁寧	無為徒食します	連用形 + ます
過去・完了・状態	無為徒食した	連用形 + た
言い切り	無為徒食する	終止形のみ
名詞化	無為徒食すること	連体形 + こと
仮定条件	無為徒食すれば	仮定形 + ば
命令	無為徒食しろ 無為徒食せよ	命令形のみ

類義語

• 無駄飯を食う
• 遊び暮らす