出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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平仮名

け 教科書体
書き順
  • 五十音図: か行え段
  • いろは順: 31番目、「」の次、「」の前
  • 字源: の草体

発音

IPA: /ke/

コード

別表記

片仮名
ローマ字 ke

日本語

名詞1

  1. 表面に生える細い状のもの。
  2. 、そのほか畑作物
  3. うろこ
  4. 漢字部首」の呼称。

発音

複合語

名詞2

  1. なにか存在するとかんじられる気配
    • 火ののない所から火災が起こるなんて不審だ。
  2. (古用法) 気力
  3. (古用法) 気持ち心持ち

発音

名詞3

  1. 日常出来事

対義語

成句

名詞4

  1. 算木あらわれるかたち。これをで天地間の変化を示して、吉凶うらなう。八卦というように8種の形があり、このわせをもちいる。

発音

助詞1

おもに過去の助動詞「」と断定の助動詞「」のあとにっけの形で使われる。

  1. 話し手の回想を表す
    • 小さい頃は良く公園のブランコで遊んだっけ
  2. 記憶があやふやなことを質問するのに使われる
    • そういえば君の名前は何だっけ

語源

古典日本語の助動詞「けり」に由来する。

助詞2

  1. (方言)疑問を表す。
    • 一人は気のおけないなかまの者で、「どこへ行くけえ? そうけえ、新郷へ行くけえ、あそこはどうもな、吝嗇な人間ばかりで、ねっかららちがあかんな」と言って声高くその中年の男は笑った。(田山花袋『田舎教師』)

助詞3

  1. (方言)理由を表す。から

接頭辞

  1. 原因は不明だがそのような状態にあることを示す
    • だるい

漢字

Wiktionary:漢字索引 音訓 け#ケ参照

古典日本語

名詞

  1. 食事をもる

麻具波思児呂波 多賀可母多牟

まぐはしころは たがかもたむ

万葉集』第14巻3424(下野国の歌)

奇麗なあの娘は誰に嫁ぐだろうか(誰の食器を持つことであろうか)

家有者 爾盛飯乎 草枕 旅爾之有者 椎之葉爾盛

いへにあれば にもるいひを くさまくら たびにしあれば しひのはにもる

『万葉集』第2巻142(有間皇子)

家にいると食器に盛る飯を、旅の途中なので椎の葉に盛る

名詞

  1. 食事

関連語

派生語

名詞

  1. 普段着
  2. 日常普段

異表記

対義語