出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
漢字
- 「虖/*ɢˤa/」の省形分化字[字源 1]。
- 「虖」は、金文では「兮」+声符「虍(虎)/*qʰˤra/」の形声字。「虖」中の「兮」が金文中期あたりから「乎」に訛変した。
- 「乎」に従う「呼/*qʰˤa/」も「虍(虎)」の諧声系列ということになる。
- ↑ 王森《甲骨文、金文所謂“乎”字當釋爲“平”》『語言科學』2021年第3期,第318-328頁。
- (文語中国語) 助字。
- 文末に置いて疑問文を作る。
- 「況や」や「安んぞ」と結びついて抑揚形を作る。
- 不亦~乎、已矣乎のような定型句を作る。
- 前置詞として於や于と同義の置き字に使われる。
乎 *
乎 *
乎 *
字典掲載
康熙字典
|
82ページ, 7文字目
|
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版)
|
131
|
新潮日本語漢字辞典 (2008)
|
97
|
角川大字源 (1992)
|
58
|
講談社新大字典 (1993)
|
143
|
大漢語林 (1992)
|
76
|
三星漢韓大辞典 (1988)
|
166ページ, 1文字目
|
漢語大字典 (1986-1989)
|
1巻, 36ページ, 8文字目
|