はは

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はば 、 ばば 、および パパ も参照。

日本語[編集]

名詞[編集]

はは

  1. 一人以上のを有する女性おんなおや。女性である親。
  2. 語義1より転じて、ある制度、思想などの女性の考案者、創始者、初期の女性の功労者。
    • ナイチンゲールは看護学のと呼ばれる。
  3. ある事柄の根源であることのたとえ。もと)。
    • 必要は発明の

発音(?)[編集]

東京アクセント[編集]
  • は↓は
京阪アクセント[編集]

語源[編集]

  • 原日本語。中世はFaFa(Fは英語の音とは異なる)、さらに古代はpapaと発音されていたとの説がある。はは-ばばの対応関係はちち-ぢぢの対応関係に同じ。のちに、haha→hkahka→kaka(cf.かかかかあかあさんおかあさん)となったとの説もある。

関連語[編集]

類義語[編集]
対義語[編集]
複合語[編集]
  • 特定の誰かの「母(はは)」を呼び表す用法が無い「母(はは)」の複合語
他の関連語[編集]

翻訳[編集]

感動詞[編集]

はは

  1. 笑うときに出る声。
    • はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。(太宰治「走れメロス」)
  2. 納得したときなどにする語。ははあ
  3. 目上の人に対する応答。ははあ。

古典日本語[編集]

名詞[編集]

はは羽羽、羽々 異形はば

  1. 平安時代初期日本における古語すなわち上代日本語(wp)奈良時代(wp)以前日本語〉で、)おろち大蛇

語源[編集]

複合語[編集]