くらい

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
移動先: 案内検索

日本語[編集]

形容詞[編集]

くらい い】

  1. の量がすくないこと。光がさえぎられている状態。
    外も暗くなってきたから家に帰ろう。
  2. 色の明度が低い。明るさがない。
    こころもちかこの色は暗く見える。
  3. 行動に快活さがない。後ろ向きな考えである。
    わたしは暗いといわれる。
  4. 上手く行きそうにない。先行きが悪い。心配だ。
    我が社の先行きは暗い


活用[編集]

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用型
くら かろ かっ
けれ 口語活用

関連語[編集]

対義語
派生語

翻訳[編集]

名詞[編集]

くらい

  1. 社会的な身分階級地位位置
    いでや、この世に生まれては、願はしかるべきことこそ多かめれ。帝の御いとかしこし。 (吉田兼好徒然草』)
  2. 段階
    一の位、十の位、百の位

訳語[編集]

身分や階級
身分や階級のうち、王位など最高のもの
数の段階

関連語[編集]

助詞[編集]

副助詞[編集]

くらいぐらい

名詞「くらい」からの転用
  1. それに相当する事物や様態を示してものごとのおおよその程度度合いを表す。ほどばかり
    私がおつき合いをお願いしている先輩は井伏鱒二氏一人といっていいです。(太宰治『わが半生を語る』)
    声も出ないくらい驚いた。
    全滅と言ってもいいくらい被害を受けた。
    もう2、3できるくらい時間と金はある。
    小指くらいの大きさ。
    相撲取りくらい太っていた。
    さすがに大臣くらいになると警備の数も違う。
    そのくらいでいいでしょう。
  2. 数量などを含む語句について、おおよそのところを表す。ほど。ばかり。前後。
    2時間くらい待った。
    ひと月に何回くらい会いますか。
    一個おいくらくらいでしょうか。
  3. 程度の軽いこと、大したものでないこと、少ないことなどを強調する。
    そのくらいのことで慌てなさんな。
    ベートーヴェンの「運命くらい私だって知ってます。
    せめて返事くらいしなさいよ。
    先生に叱られなかったのは彼くらいのもので、あとはみんな大目玉を食らった。
  4. (否定語を伴って)それ以上のものがないことを示す。ほど。
    これくらい面白い小説なかなかお目にかからない。
    彼女くらい努力した人はいない。
  5. (「くらいなら」などの形で)したくないこと、すべきでないことを強調する。
    戦争に行くくらいなら囚人になってもかまわない。
    途中やめるくらいだったらはじめからやらなきゃいいのに。

訳語[編集]