出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
す 教科書体
書き順

日本語[編集]

名詞: 酢[編集]

  1. 主成分を酢酸とする、食品酸味を付与または増強し、味を調え、清涼感を増すために用いられる液体調味料のひとつ。食酢。酢酸の他に乳酸などの有機酸類やアミノ酸、エステル類、アルコール類などを含む。

翻訳[編集]

名詞: 巣[編集]

  1. 動物が産卵又は出産幼生育成休息のために定住する場所。

翻訳[編集]

名詞: 州・洲[編集]

  1. 川における、しま状の陸地。

名詞: 素[編集]

  1. 何も付け加えず、原材料そのままのもの。素材
  2. 何の気構えもしない本来の精神状態。

名詞: 鬆[編集]

  1. 大根などの根菜類が古くなるなどして内部にできた隙間
  2. 鋳物の内部に空気が残ってできた隙間。
  3. (調理) 豆腐茶碗蒸しプリンなどを煮すぎたり蒸しすぎたりしたときにできる隙間。

名詞: 簾[編集]

  1. すだれ御簾みす

名詞: 簀[編集]

  1. すのこたかむしろ
  2. すだれ

名詞: 馬尾[編集]

  1. 尻尾。特に細工に用いられるものを指す。

助動詞:す[編集]

  1. 西日本中心に)せる
    • 食わす。(食わせる。)
    • 行かす。(行かせる。)

用法[編集]

未然形の内、終音がア段のものに接続する。他は「さす」が接続する。

活用[編集]

未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用型
動詞五段型

類義語[編集]

接頭辞 [編集]

  1. (しばしば「」の字を当てる)他のものが加わらない。「うどん」「泊まり」
  2. より程度がはなはだしい。「ばやい」「ばしっこい」

助詞[編集]

  1. (口語)助動詞ですに相当する語として使われる。
    • いいっ

漢字[編集]

Wiktionary:漢字索引 音訓 す#ス参照


古典日本語[編集]

動詞[編集]

  1. する
    • 男もなる日記といふものを、女もてみむとてするなり。(紀貫之土佐日記』)
      男の人がするという日記というものを女(の私)もしてみようということでするのである。
  2. 動詞・名詞と結びついて動詞を作る。――する。

活用[編集]

す 動詞活用表日本語の活用
サ行変格活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
(語幹無し) する すれ せよ

語源[編集]

日本祖語 *seu

発音(連体形)[編集]

二拍動詞一類

↗する

助動詞1[編集]

(古形: しむ

  1. (使役)何かを他の人にさせる意味を加える。――させる。
  2. (尊敬)尊敬語に接続して尊敬を表す。

活用[編集]

未然形接続
未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
する すれ せよ

用法[編集]

接続:四段活用、ナ行・ラ行変格活用の動詞の未然形に接続する。その他は、「さす」が接続する。

関連語[編集]

助動詞2[編集]

  1. 上代に用いられた、尊敬を表す助動詞。

活用[編集]

未然形接続
未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

用法[編集]

接続:四段活用の動詞の未然形に接続する(一説に「あす」に由来するとも)。また上一段活用の動詞「見る」「着る」に接続した形に由来すると思われる尊敬動詞「召す」「着す」がある。


文字コード[編集]