出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
漢字
- 象形。目を強調し、両手を腰に当てた人の形を象る。「こし」を意味する漢語{腰 /*ʔew/}を表す字。のち仮借して「かなめ」を意味する漢語{要 /*ʔew/}に用いる。[字源 1]
- 『説文解字』では「𦥑」+音符「交」と説明されているほか、「襾」+「女」から構成される会意文字と解釈する説もあるが、いずれも誤った分析である。
- ↑ 郭永秉 「談古文字中的“要”字和従“要”之字」 『古文字研究』第28輯 中国古文字研究会、中華書局編輯部編、中華書局、2010年、108-115頁。
- かなめ。
- 物事の本質。
- 欠くべからざるもの。
- (かなめ) 物事の最も大切な点や部分、また人物。要点。
- (かなめ) 扇の骨を留めるのに用いる釘。また、扇のその場所。
- (ぬま, ぬみ)(古)要害。要衝。
- (ぬま, ぬみ)(古)大切なこと。要点。
- (ヨウ) 物事の大切な部分。物事のかなめ。
- (ヨウ) 必要であること。
要(よう)
- 名詞などの前に付いて、それが必要である意味を表す。
要 *
- ~が必要である。
- ~したい、~する必要がある。
要 *
要 *
字典掲載
康熙字典
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1128ページ, 16文字目
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諸橋大漢和辞典 (修訂第2版)
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34768/34768'
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新潮日本語漢字辞典 (2008)
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11747/11748
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角川大字源 (1992)
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9168/9169
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講談社新大字典 (1993)
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15459
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大漢語林 (1992)
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10502/10503
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三星漢韓大辞典 (1988)
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1597ページ, 4文字目
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漢語大字典 (1986-1989)
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4巻, 2805ページ, 8文字目
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