さる
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日本語
[編集]動詞:去る
[編集]さる【去る】
活用
[編集]活用と結合例
関連語
[編集]翻訳
[編集]去る
- アイルランド語: fág, imigh
- アフリカーンス語: gaan vertrek
- イタリア語: partire
- イド語: livar
- インドネシア語: berangkat
- 英語: leave (en)
- エスペラント: foriri
- オランダ語: weggaan, vertrekken
- ギリシア語: φεύγω
- スウェーデン語: lämna
- スペイン語: partir
- 中国語: 離開, 离开(líkāi)
- 朝鮮語: 떠나다 (ko) (tteonada)
- デンマーク語: forlade
- ドイツ語: verlassen, weggehen
- ノルウェー語: forlate
- ハンガリー語: indul, elindul, elutazik
- フィンランド語: lähteä (fi)
- フランス語: partir
- ヘブライ語: עזב(azáv)
- ポルトガル語: partir
- ロシア語: уходить (ru) (uxoditʹ)
連体詞:去る
[編集]さる【去る】
- 過ぎた。先の。
- 去る十月二十日にはパーティーが行われた。
語源
[編集]動詞「さる」の連体形から。
対義語
[編集]連体詞:然る
[編集]関連語
[編集]名詞:猿
[編集]- {※「猿」は尻尾を持たない霊長類(用例:類人猿)を指し、「猴」は尻尾を持つ霊長類を指す。}
- (霊長類) 哺乳類・霊長類の動物。日本語では一般にニホンザルを指す。
- (俗語) 他人を嘲る語。顔が語義1.に似ている、性欲が強い、山里に住む田舎者、といった含意がある。
- 豊臣秀吉の俗称。織田信長がこう呼んだことに由来する。
発音
[編集]関連語
[編集]翻訳
[編集]哺乳類・霊長類の動物
- アイスランド語: prímatar
- アフリカーンス語: aap
- アラビア語: قرد (qerd)
- イタリア語: scimmia 女性, (学術)primati
- ウクライナ語: мавпа、(学術)Примати
- 英語: (有尾)monkey (en), (類人猿)ape (en), (学術)primate (en)
- エストニア語: ahv
- エスペラント: primatoj
- オランダ語: aap 男性, apin 女性, (学術)primaten
- カタルーニャ語: mico 男性, (学術)primats
- ガリシア語: primate
- ギリシア語: πίθηκος (el) 男性 (píthikos)
- サルデーニャ語: moninca 女性
- サンスクリット: वानरः (vānaraha), kapi
- スウェーデン語: apa 通性, (学術)primater
- スペイン語: mono 男性, chango 男性 (Mexico), (学術)primate
- スラナン語: yapi yapi
- スロヴァキア語: opica 女性, (学術)primáty
- スロヴェニア語: opica 女性
- スワヒリ語: tumbili
- セルビア・クロアチア語:
- キリル文字: маjмунисати, (学術)примати
- ラテン文字: majmunisati, majmun 男性, (学術)primati, (学術)primat
- ゾンカ語: qephi
- タイ語: ลิง
- チェコ語: opičák 男性, opice 女性、(学術)primáti
- 中国語: (有尾)猴子 (hóuzi)、(類人猿) 无尾猿 / 無尾猿; 类人猿 / 類人猿、(学術)灵长目 / 靈長目
- 朝鮮語: 원숭이 (weonsung'i)、(学術)영장류
- チワン語: ŋgìlìŋ
- テルグ語: కోతి (kOti), వానరము (vAnaramu)
- デンマーク語: abe 通性, (学術)primater
- ドイツ語: Affe 男性, (類人猿) Menschenaffe 男性, (学術)Primaten
- トルコ語: maymun
- ノルウェー語: ape 通性, (学術)primater
- バスク語: primates
- ハンガリー語: majom
- ヒンディー語: बन्दर (bandar), vaanar, kapi
- フィンランド語: apina, ihmisapina、(学術)kädelliset
- フェロー語: apa 女性
- フランス語: guenon 女性, (類人猿) singe 女性, (学術)primates
- ブルガリア語: маймуна, (学術)примати
- ヘブライ語: qoph, (学術)פרימטים
- ペルシア語: نخستیها
- ポーランド語: małpa 女性, (学術)naczelne
- ポルトガル語: macaco 男性, (学術)primatas
- マラーティー語: माकड (mākad)
- マレー語: monyet
- ラーオ語: ລີງ
- ラテン語: simia 男性/女性, (学術)primates
- リトアニア語: beždžiõnė 女性, žmõgbeždžionė {{ }}, (学術)primatai
- リンブルフ語: Aapechtege
- ルーマニア語: maimuţă f, (学術)primate
- ロシア語: обезьяна 女性 (obez'yana), макаки, (学術)Приматы
名詞:申
[編集]さる【申】
関連語
[編集]文字 | 音 | 訓 | 動物 | 方位 (八卦) |
子 | シ | ね | 鼠 | 北(坎:カン) |
丑 | チュウ | うし | 牛 | 北東(艮:ゴン うしとら) |
寅 | イン | とら | 虎 | |
卯 | ボウ | う | 兎 | 東(震:シン) |
辰 | シン | たつ | 龍 | 東南(巽:ソン たつみ) |
巳 | シ | み | 蛇 | |
午 | ゴ | うま | 馬 | 南(離:リ) |
未 | ミ | ひつじ | 羊 | 南西(坤:コン ひつじさる) |
申 | シン | さる | 猿 | |
酉 | ユウ | とり | 鶏 | 西(兌:ダ) |
戌 | ジュツ | いぬ | 犬 | 北西(乾:ケン・カン いぬい) |
亥 | ガイ | い | 猪(豚) |
古典日本語
[編集]名詞:猿
[編集]さる【猿】
- (霊長類) さる。
発音
[編集]二拍名詞五類(?)
名詞:申
[編集]さる【申】
動詞:去る
[編集]さる【去る】
活用
[編集]ラ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
さ | ら | り | る | る | れ | れ |
発音
[編集]二拍動詞一類(?)
動詞:避る
[編集]さる【避る】
- 避ける。
活用
[編集]ラ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
さ | ら | り | る | る | れ | れ |
動詞:曝る
[編集]さる【曝る】
- 色あせる。
活用
[編集]ラ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
さ | ら | り | る | る | れ | れ |
ラ行下二段活用 | ||||||
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語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
さ | れ | れ | る | るる | るれ | れよ |
語源
[編集]《新たには「ざる」とも》
動詞:戯る
[編集]さる【戯る】
- ふざける。たわむれる。はしゃぐ。
- いと小さき小舎人童、『御返りたまはらむ』と言ふ。〈略〉『いとされてくちをしきわらはかな』といふ《宇津保(970‐999頃)楼上上》
- すぐれた趣がある。しゃれている。風流である。
- 気がきいている。物わかりがよく気転がきく。
- おやのおはしける時より使ひつけたるわらはの、されたる女ぞ、後見とつけて使ひ給ひける《落窪(10C後)一》
- 世慣れている。気がきく。
- あだめいている。色めいている。くだけた感じがする。
- はかなきこともいふに、いみじくされいまめく人よりも、げにこそおはすべかめり《紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一月一日》
活用
[編集]ラ行下二段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
さ | れ | れ | る | るる | るれ | れよ |
- 語頭の清濁に関して「さる」「ざる」両形が考えられ、語源、および後世の「しゃれ(洒落)る」「じゃれる」との関連についても諸説ある。
- 語形上では、「さるる」からの「しゃるる(しゃれる)」、「ざるる」からの「じゃるる(じゃれる)」の派生は自然であり、また、現代語で「しゃれる」=垢抜ける、「じゃれる」=ふざけるの分化は明瞭であるが、この対立が歴史的にどこまでさかのぼりうるのかが問題となる。
助動詞
[編集]さる
- 接続:四段活用、上一段・下一段活用、上二段・下二段活用の動詞の未然形、カ変動詞の連用形に接続。
- (尊敬語) 軽い尊敬、親愛の意を表す。(~なさる)
- (卑語) 軽くののしったり、卑しめる意を表す。(~やがる)
- 連用形接続
未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
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さら | さり(さつ) | さる | さる | され | され(さい) |