ふる

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日本語[編集]

動詞: 降る[編集]

ふるる】

  1. (物体等が)上から落ちてくる。特に雨、雪、霰などがまとまって落ちてくる。
    • 午後から雨がふる
    • 街に枯葉が降る
    • 「今も降ってるかな」「もうやんだよ」
  2. 霜がおりる
  3. 光が注ぐ。
  4. (予期せぬ出来事が)自分の身に起こる
    • 災いがふりかかる。
  5. (「ふるように」「ふるほど」の形で)多く押し寄せるさま。

活用[編集]

ふ-る 動詞活用表日本語の活用
ラ行五段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形


各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
否定 ふらない 未然形 + ない
意志・勧誘 ふろう 未然形音便 +
丁寧 ふります 連用形 + ます
過去・完了・状態 ふった 連用形音便 +
言い切り ふる 終止形のみ
名詞化 ふること 連体形 + こと
仮定条件 ふれば 仮定形 +
命令 ふれ 命令形のみ

発音[編集]

ふ↘る

翻訳[編集]

(1)

関連語[編集]

動詞: 振る[編集]

「振る」の基本義

ふるる】

A: ものをその軌道が何らかの円弧を描くように動かす

  1. 〔ある程度の大きさの物体ヲ〕物体の一部を持つなどして固定し、手首またはを中心に前後・左右または上下に動かす。
    • 旗をふる。着物の袖をふる
    1. からだの一部ヲ〕体の一部を関節などを中心に前後・左右または上下に動かす。
      • 首をふる。手をふる。尾をふる
  2. 方向性を持つ物体ヲある方向ニ〕物体の向きをある方向に変える。*語義A-1の動作に含まれる、〈向きを変える〉という部分が注目されている。
    • 機首を右にふる
  3. (将棋)序盤において飛車を横に動かす。

B: 語義Aの動作をすることで発生する遠心力によって、ものを離脱させる。

  1. 〔ある程度小さい物体ヲ〕物体を持って手首を中心に上下に動かし、下方に撒き散らしたり投げたりする。振り撒く
    • キュウリに塩をふる。さいころをふる
  2. ひとヲ〕割り当てる。*語義B-1の〈下方に投げる〉という部分が〈上位者が下位者に役を与える〉という意味へ隠喩的に拡張した。
  3. 〔手にしている、または手にする可能性のある地位状況ヲ〕失う、または自らの意志で捨てる。*語義B-1の動作に含まれる〈手にしているものの離脱〉という局面が、〈手にしているものの喪失〉と捉えられ、さらに〈抽象的な喪失〉の意味へ変化した。
    • 昇進をふって筋を通す。失言で大臣の地位を棒にふる
  4. 〔誘ってくる相手ヲ〕相手の誘いを断る。特に、求愛を断る。*語義Bの一種である〈付着物を振り払う〉から〈相手を拒絶する〉へ隠喩的に拡張した。
    • あいつは今まで女をさんざんふっていた。

活用

ラ行五段活用
ふ-る

語幹: hur

発音[編集]

ふ↗る

複合語[編集]

関連項目[編集]

接頭辞[編集]

ふる

  1. 長い時間が経過しているさま。ふるいさま。
    • 古株。古漬け。古女房。

日本語 古語[編集]

動詞:古る[編集]

ふる【古る、旧る】

  1. 古くなる。古びる

活用

ラ行上二段活用
ふ-る