出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
浩然の気 (こうぜんのき)
- 天地に漲る、活力や生命力の源となる気。公明正大で恥じるところのない心持ち。
- 物事に囚われない大らかな気分。
1905-06年、夏目漱石、吾輩は猫である:うちの小供があまり騒いで楽々昼寝の出来ない時や、あまり退屈で腹加減のよくない折などは、吾輩はいつでもここへ出て浩然の気を養うのが例である。
1926年、岸田國士、屋上庭園:「かうして、さういふものの上に自分が立つてゐると思ふとだね、なんとなく、花やかな気持ちになるんだ。所有慾といふものから全く離れてだよ。可笑しいもんだね」「それや、さうかも知れんね。それがつまり、浩然の気といふんだよ」