利用者:Mtodo/自動詞・他動詞の音韻について

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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ス・スル/ナル型[編集]

他:-su/自:-naru型[編集]

自発(-ru/-raru)付加?/存在・状態「aru/iru/oru」付加[編集]

他(自他同形:他四・自下二):-u/自:-eru型[編集]

他:-u/自:-aru型[編集]

他:古:-u(-eru ; "eru(uru:得る)"?)/自:-aru型[編集]

形容詞動詞化(-u(-eru)/-aru型)[編集]
形容動詞動詞化(-u(-eru)/-aru型)[編集]

他:-eru(古:-u+"eru(uru:得る)"?)/自:-(oh)aru型[編集]

他:-eru(古:-u+"eru(uru:得る)"?)/自:-oru型[編集]

他:-u/自:-iru型[編集]

使役(-su/-sasu)付加?[編集]

自:-u/他:-asu型[編集]

自:古:-u(→ -eru)/他:-asu型[編集]

自:古:-u(→ -eru)/他:-akasu・-ekasu型[編集]

自:古:-u(→ -iru)/他:-asu型[編集]

自:-u(→-iru)/他:-osu型[編集]

自:-u/他:-atsu型[編集]

自:-hu(→-u)/他:-su型[編集]

自:-ru/他:-su型[編集]

自:-ru(古→-reru)/他:-su型[編集]

自:-yu(古→-yeru)/他:-su型[編集]

自(自他同形):-u/他:-eru[編集]

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  1. 自動詞としての「よこたふ」は用例も少なく、終止形と連体形だけ、つまり、「よこたふ」の形だけである。他動詞「よこたふ」、自動詞「よこたはる」という対応を重視して、これを他動詞と解釈する考え方もある。しかし、「荒海や」の句の「よこたふ」を他動詞とみると、何が何を横たえるのか、すっきりした解釈ができない。 ところで、二段活用の動詞は、中世以降、一段活用化する。たとえば、下二段「伝ふ」は下一段「伝エル」となる。こうなった時期に、日常使っている「伝エル」を文語に改めるには、「エル」の部分を「ふ」に変えればいい。一方、「伝エル」に対応する自動詞には「伝ワル」があるが、これは文語でも同様に「伝はる」である。しかし、「伝ワル」は日常使っている語で、いかにも口語的なので、これを文語に改めようと、誤って「ワル」の部分を「ふ」に変えて、「伝ふ」という自動詞を作ってしまう。『奥の細道』の「室の八島」に出てくる「世に伝ふ事も侍(はべ)りし」の「伝ふ」はこうしてできた自動詞である。「松島」の「昼の眺め改む」の「改む」も口語「改マル」から作られた自動詞である。「荒海や」の句の「横たふ」は「横タワル」という口語から作られた自動詞であると考えると、解釈もすべてうまくいく。(北原保雄『全文全訳古語辞典』小学館、「よこたふ」の項、参考欄)
  2. 上代には下二段活用が他動詞、四段活用が自動詞という区別があったが、中世以降、「生かす」「伸ばす」「書かす」などのサ変の他動詞形の影響を受け、他動詞としては「たらす」が派生したため、他動詞としては「頭(こうべ)をたれる」「訓戒をたれる」のような慣用的用法にのみ残るようになり、次第に自動詞化した。自動詞化の理由としては、同じ四段活用の「足る」との同音衝突を避けたということが考えられる。(日本国語大辞典第二版編集委員会・小学館国語辞典編集部編『[[w:日本国語大辞典|]]』第二版、小学館、「たれる」の項、語誌欄)